[競馬ニュース]今年は地元・岩手所属馬が優勝!!チャイヤプーンがダービーグランプリ(水沢)を制す/母のサイレントエクセルはJRA所属馬も出走していた2006年に3着
10日(月)の水沢11Rダービーグランプリ(M1)は、逃げるクリノヒビキ(兵庫、3番人気)を4コーナーで捕まえたチャイヤプーン(岩手、1番人気)が、そのまま後続に2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分12秒2(ダート2000メートル、馬場状態は不良)。クリノヒビキは2着に粘り込み、3コーナー過ぎからこの2頭を猛然と追い込んだコーナスフロリダ(兵庫、2番人気)は、外を回らざるを得なかった点が影響したか、3着止まりという結果に終わった。
勝ったチャイヤプーンはフェデラリスト産駒の3歳牡馬。昨年の寒菊賞、今年の金杯、やまびこ賞、岩手ダービーダイヤモンドカップ、戸塚記念(川崎、当時は南関東・船橋に移籍していた)に続く、6つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では9勝目。このダービーグランプリを地元・岩手所属馬が勝つのは、2012年のロッソコルサ以来となる。
同馬の母サイレントエクセルは、JRA所属馬も出走できる交流G1だった2006年のダービーグランプリで3着に入っている。2006年と2007年のビューチフル・ドリーマーカップを連覇するなど、重賞6勝を挙げた岩手競馬の歴史に残る名牝だった。
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