[競馬ニュース]スティッフェリオが小倉大賞典を制して重賞連勝
17日(日)の小倉11R小倉大賞典(G3)で、多くの人は2年前の覇者マルターズアポジー(10番人気)が逃げて、道中はハイペースという展開を予想していたに違いない。だがそのマルターズアポジーはまさかの出遅れで、最後方からのレースを強いられる展開に。この為、1000メートル通過は59秒4という、ファンの想定よりも遅い流れとなった。
この緩い流れの中、サイモンラムセス(14番人気)がハナに立ち、最後の直線に入っても粘り込む展開に。このサイモンラムセスの外からタニノフランケル(1番人気)とスティッフェリオ(3番人気)が並んで追い込んで来る。最後はこのタニノフランケルとスティッフェリオの2頭が並んでゴール板を通過、軍配はクビ差でスティッフェリオに上がった。勝ちタイムは1分46秒7(芝1800メートル、馬場状態は良)。逃げたサイモンラムセスも3着に粘り込み、マイスタイル(2番人気)は10着に敗れた。
勝ったスティッフェリオはステイゴールド産駒の5歳牡馬。前走の福島記念に続いて重賞連勝となった。通算では7勝目。