[競馬ニュース]波乱!!メイショウベルーガの仔メイショウテンゲンが弥生賞を制す
雨の中でのレースとなった、3日(日)の中山11R弥生賞(G2)。ラストドラフト(2番人気)がハナに立ち、1000メートル通過61秒8という緩い流れでレースは展開したが、そのラストドラフトは最後の直線で他の馬に並びかけられて、脚色が一杯に。代わりに馬群の外から鋭く伸びたメイショウテンゲン(8番人気)が2着以下に1馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分3秒3(芝2000メートル、馬場状態は重)。2着にはシュヴァルツリーゼ(6番人気)が、3着にブレイキングドーン(4番人気)がそれぞれ入った。人気馬は総崩れとなり、ニシノデイジー(1番人気)は4着、カントル(3番人気)は5着、ラストドラフトは7着にそれぞれ敗れた。
勝ったメイショウテンゲンはディープインパクト産駒の3歳牡馬。前走のきさらぎ賞(5着)に続く、2度目の重賞挑戦で初の重賞タイトルを獲得した。通算では2勝目。
同馬の母メイショウベルーガは、2010年の日経新春杯と京都大賞典を制している。