[競馬ニュース]ベルカントの半妹イベリスがアーリントンカップを逃げ切り勝ち
13日(土)の阪神11Rアーリントンカップ(G3)は、前半3ハロン35秒0、1000メートル通過59秒8という、マイル戦としては緩い流れのレースに。この緩い流れの中、ハナに立って主導権を握ったイベリス(12番人気)が最後まで後続に前を譲らず、2着以下をクビ差で凌いでゴール板を通過した。勝ちタイムは1分34秒2(芝1600メートル、馬場状態は良)。2着にカテドラル(7番人気)が、3着にトオヤリトセイト(11番人気)がそれぞれ入り、3連単の払戻金は1,361,140円という大波乱となった。ヴァルディゼール(2番人気)は8着、ヴァンドギャルド(3番人気)は9着、フォッサマグナ(1番人気)は16着にそれぞれ敗れた。
勝ったイベリスはロードカナロア産駒の3歳牝馬。前走のフィリーズレビュー(4着)に続く2度目の重賞挑戦で、初のタイトルを獲得した。通算では3勝目。
同馬の半姉ベルカントは、2013年のファンタジーS、2014年のフィリーズレビュー、2015年と2016年のアイビスサマーダッシュ、2015年の北九州記念の重賞5勝を挙げている。