[競馬ニュース]ダービー馬ウィナーズサークルが死亡
2016/09/04
1989年の日本ダービーを制したウィナーズサークルが27日(土)未明に老衰の為、繋養されていた茨城県笠間市安居の東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場で死亡した。30歳だった。
ウィナーズサークルはシーホーク産駒の牡馬。1989年の牡馬クラシック3冠路線では、前述の日本ダービーを優勝した他、皐月賞で2着、菊花賞で10着という戦績が残っている。この菊花賞のレース中に骨折が判明して引退し、種牡馬となった。産駒に1999年の高崎ダービーを制したウイナーズキシュウがいる。このウイナーズキシュウは2004年の朝日杯フューチュリティSを制したマイネルレコルトの半姉にあたる。
2014年12月からは、功労馬として東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場に繋養されていた。
1988年のダイオライト記念(船橋)と1990年の開設62周年記念(荒尾)を制したクリノサンフオードや、1989年の小倉大賞典で3着に入ったクリノテイオーは、いずれも同馬の半兄にあたる。