[コラム]ダミアン君、スマン!!

今、ゴーストで請け負っている予想記事では、買い目を3~6点出す決まりになっている。12日(日)のヴィクトリアマイルでも、馬連で6点の買い目を出した。「例の手法」でピップアップした5頭のうち、昨年の関屋記念で好タイム勝ちがあるプリモシーンから馬連で流す形とした。「例の手法」の残る4頭に加えて、ノームコアとミエノサクシードも買い目に入れて馬連6点に。自分でお金を出して買う訳ではないし(そんなお金もないし-笑)、混戦模様のレースだけに「6点まで押さえていい」というルールがあるのなら、目一杯の6点で予想を組み立て、なるべく当てようとした方が次の仕事につながるのだし(笑)。

「例の手法」にない2頭だが、ミエノサクシードは京都金杯、阪神牝馬Sと連続して3着に入っており、大崩れが少ない点をポイントとした。一方、ノームコアを押さえた理由は実に単純・明快だ。「ダミアン・レーン騎手が乗っているから」という点だけである。結果は、その単純・明快な考え方が正解だった。ダミアン・レーン騎手が乗るノームコアが勝ち、プリモシーンが2着。これで馬連3,700円を的中させた。早速、担当者からお礼のメールが届く。お礼は要らないので、ギャラを上げてもらえないモンだろうか?馬連的中とは言っても、馬券を買うお金がなくて、実入りが全くないのだから・・・(笑)。

ところで、ここまで読んだ方の中には、「お前、少し前にこんなことを書いた筈なのに、ノームコアを買い目に入れたのかよ!!」と言いたい方もいるだろう。

[コラム]実は4日(土・祝)と5日(日・祝)の2日間は1勝のみだったダミアン・レーン騎手

そうなのである。こんなことを書いたのに、「ダミアン・レーン騎手が乗っているから」という理由だけでノームコアを買い目に入れてしまったのである(笑)。次の仕事も欲しかったのよ、スマン!!

本当に「スマン!!」と言うべきは、ダミアン・レーン騎手に対してかもしれない。前日の京王杯スプリングカップをタワーオブロンドンで制した時は、まだ「そりゃ、1番人気馬に乗っていたのだから、勝っても不思議はないだろう」ぐらいにしか思っていなかった。しかし、ノームコアは5番人気である。混戦模様で、何頭かにチャンスがあるレースだったとはいえ、前走の中山牝馬Sで7着に敗れていた馬でそのチャンスをモノにしたのだから、脱帽である。ダミアン君、前の週は1勝しか出来なかったのに・・・、とか書いて、本当にスマン!!

また年齢の話になってしまうが、ダミアン・レーン騎手は今回の日本での短期免許による参戦をきっかけにして、数年後には世界的な名手になってしまうのかもしれない。何しろ、まだ25歳なのだから・・・。JRAに移籍してくれないモンだろうか?日本の競馬、馬場が合っているように思えるのだが。いや、それではせっかくの才能を潰してしまうことになるのかも・・・。日本での騎乗期間が終わった後の彼がどんな道を選択するのか、要注目である。

 

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