[競馬ニュース]6連勝でダート戦線の頂点に!!アウォーディーがJBCクラシック(川崎)を制す/武豊騎手は8度目の勝利、松永幹夫調教師は騎手・調教師の両方でJBCクラシック制覇

3日(木・祝)の川崎11R・JBCクラシック(Jpn1)は、逃げるサミットストーン(船橋、9番人気)を直後の2番手でマークしていたホッコータルマエ(JRA、3番人気)が先頭に。このホッコータルマエにコパノリッキー(JRA、1番人気)、アウォーディー(JRA、3番人気)の2頭が迫り、人気馬3頭が横一線の形で3コーナー、4コーナー、そして最後の直線へ。最後の直線で抜け出したのはアウォーディーだった。ホッコータルマエが内側で食い下がったが、脚色はアウォーディーの方が上で、最後はアウォーディーがホッコータルマエに3/4馬身差で先着し、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分15秒3(ダート2100メートル、馬場状態は重)。3着にはサウンドトゥルー(JRA、5番人気)が浮上し、コパノリッキーは最後の直線で失速して5着に敗れた。

勝ったアウォーディーは父がジャングルポケット、母がヘヴンリーロマンスという、日本のG1馬同士による配合で産まれた6歳牡馬だが、アメリカの牧場で産まれており、外国産馬という扱いになる。昨年10月のシリウスS、今年3月の名古屋大賞典、4月のアンタレスS、そして前走の日本テレビ盃に続いて重賞5連勝となった。シリウスSの前には特別戦も勝っており、これで6連勝で初のJpn1タイトルを獲得した。通算では10勝目。同馬の半妹アムールブリエもダート戦で活躍。昨年と今年のエンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップを連覇している他、昨年の名古屋グランプリも制している。

鞍上の武豊騎手は2005年のタイムパラドックス、2007~2009年のヴァーミリアン、2010年、2011年のスマートファルコン、そして昨年のコパノリッキーに続いて、JBCクラシック8勝目。同競走は今年で16回目だが、半数の8回を勝利していることになる。また、アウォーディーを管理する松永幹夫調教師は、騎手時代にレギュラーメンバーで第1回のJBCクラシックを制している。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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