[日記]瀧川寿希也騎手の話

この記事を見て、「驚いた・・・」という人もいるかもしれません。一方で「何を今さら・・・」と思った人もいるような・・・。

川崎・滝川騎手が「競馬の信用失墜」で騎乗停止処分(日刊スポーツ)

私も「何を今さら・・・」です。だって、瀧川寿希也騎手(川崎)のInstagramを見てくださいな。

瀧川寿希也騎手(川崎)のInstagram

「競馬場がひどすぎるから乗るの辞めました(..)」と書かれています。つまり、本人は既に「引退している」という認識なのです。まだ騎手免許が有効な為に川崎競馬に所属していることになっていますが、今さら13日(月)から16日(木)の4日間、騎乗停止だと言われても・・・。日刊スポーツの記事にもある通り、3月28日(木)の浦和競馬を最後にレースでは乗っていないのですし。

同騎手に関しては、3月の終わりに騒ぎとなって以降、TwitterやInstagramをチェックし続けていました(Twitterは鍵付きになるかなり前からフォローしていましたが)。書かなきゃいいことを書いてしまっている印象はありますね。例の職業差別発言などは、その典型例だと思いますが。あのYouTube動画も見ました。あの動画自体は別に競馬の公正保持に影響するものではないと思いますが(発信者の素性は別にして)、動画の中での彼の発言に関しては「そんな事、言わなきゃいいのに・・・」という話が含まれていたように思えます。もう少し、自分に騎乗依頼をするオーナーさんや調教師さんのことを考えればいいのに・・・。

一方で、この件で地方競馬全国協会(NAR)や神奈川県川崎競馬組合の対応が及び腰のように思える点が気になります。今回の騎乗停止に関する発表も「どうして今なの?」という印象しかありません。彼から騎手免許を取り上げて引退させた時に、彼が何を言い出すのかを恐れているような、そんな雰囲気を感じて仕方がありません。同騎手に何か弱みを握られているのでは・・・、と勘繰りたくなってしまうのですが・・・。情報が同騎手のTwitterやInstagramからのものばかりになっているので、そんな印象を受けてしまうのかもしれませんが。

この問題は「騎手免許を更新せず、引退になりました」というタイミングまで、双方がだんまりを決め込むような形でしか解決しないのかもしれません。瀧川寿希也騎手が何か犯罪に手を染めるような事態になれば、話は別なのでしょうが、その可能性は低いでしょうし。

南関東だけではなく、他地区でも積極的に騎乗していた騎手でしたので、とても残念な気がします。騎手という職業は競馬の世界でも花形であり、一方で一匹狼のような側面もありますから、ある程度は大目に見るべき部分もあるので、「若気の至り」で片付けてあげたい気持ちもあるのですが、ここまで話がこじれるとそういう訳にもいかないでしょうしね。

未来の名手になり得る存在が、また一人消えてしまったか・・・。

 

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