[競馬ニュース]輸送、距離、左回り・・・、全てを克服して重賞初勝利!!道営のアップトゥユーがローレル賞(川崎)を制す
JBCデーとなった3日(木・祝)の川崎競馬を締めくくる最終12Rは2歳牝馬の重賞、ローレル賞(S3)。レースは逃げるスターインパルス(浦和、2番人気)を最後の直線で交わして先頭に立ったアップトゥユー(北海道、3番人気)が、そのまま後続に6馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分45秒9(ダート1600メートル、馬場状態は重)。2着にはイクノチャン(川崎、4番人気)が浮上。スターインパルスは3着に粘り込んだ。ゴーフューチャー(船橋、1番人気)は最後の直線で失速し、11着に敗れた。
勝ったアップトゥユーはサウスヴィグラス産駒の2歳牝馬。これまで重賞ではリリーカップで3着、エーデルワイス賞で2着という戦績が残っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めて。5月のデビュー戦、フレッシュチャレンジ以来となる2勝目が重賞初勝利となった。門別以外の競馬場で出走するのは今回が初めてで、左回りも、マイル戦も初めての経験だった。