[コラム]悪魔の囁き話(笑)~ダービーはホントにサートゥルナーリア1強なのか?~

ダービーの枠順が確定した。

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5月26日(日)
東京11R
第86回東京優駿(G1)
東京・芝2400メートル
15:40発走

1枠 1番ロジャーバローズ(57・浜中俊)
1枠 2番ヴィント(57・竹之下智昭)
2枠 3番エメラルファイト(57・石川裕紀人)
2枠 4番サトノルークス(57・池添謙一)
3枠 5番マイネルサーパス(57・丹内祐次)
3枠 6番サートゥルナーリア(57・D.レーン)
4枠 7番ダノンキングリー(57・戸崎圭太)
4枠 8番メイショウテンゲン(57・武豊)
5枠 9番ニシノデイジー(57・勝浦正樹)
5枠10番クラージュゲリエ(57・三浦皇成)
6枠11番レッドジェニアル(57・酒井学)
6枠12番アドマイヤジャスタ(57・M.デムーロ)
7枠13番ヴェロックス(57・川田将雅)
7枠14番ランフォザローゼス(57・福永祐一)
7枠15番リオンリオン(57・横山武史)
8枠16番タガノディアマンテ(57・田辺裕信)
8枠17番ナイママ(57・柴田大知)
8枠18番シュヴァルツリーゼ(57・石橋脩)

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このところ、G1の前に「悪魔の囁きデータ」をお送りしてきたが、今回の話は「データ」と呼ぶには値しない話である。それでも、今から書く話を見て「アレっ?サートゥルナーリアを絶対視してもいいのかな?」と不安になる人がいたら大成功ということで(笑)。

ここまでサートゥルナーリアは、デビューから4戦4勝である。しかし、新馬戦から前走の皐月賞まで、この4戦における馬体重をチェックすると、少々気になる点があることにお気づきだろうか。

2018年6月10日(日)
阪神5R
2歳新馬戦(芝1600メートル、1着)
馬体重:488キロ

2018年10月27日(土)
京都9R
萩S(芝1800メートル、1着)
馬体重:488キロ)(増減なし)

2018年12月28日(金)
中山11R
第35回ホープフルS(G1、芝2000メートル、1着)
馬体重:500キロ(プラス12キロ)

2019年4月14日(日)
中山11R
第79回皐月賞(G1、芝2000メートル、1着)
馬体重:496キロ(マイナス4キロ)

前走の皐月賞は休養明けの一戦だった。普通に考えて、休養明けなら馬体重が増えて出てくる一戦だろう。3歳の春ということは馬体の成長もある筈だ。しかし、サートゥルナーリアはホープフルSから4キロも馬体重を減らして皐月賞に出走してきた。

もしかすると、このサートゥルナーリアという馬は、もうこの時期に完成し切ってしまい、更なる成長がないのでは・・・?あるいは、皐月賞は仕上げ過ぎの状態だったのでは・・・?

既に調教後の馬体重も発表になっている。

プレスリリース(JRA公式サイトより・PDF)

サートゥルナーリアだが、調教後の計測では馬体重が500キロとのこと。皐月賞より4キロ増えている。だが、これから栗東トレーニングセンターを出て、東京競馬場への輸送を控えている。この4キロが輸送で絞れてしまう可能性は高い。つまり、馬体が成長していなかった可能性がある皐月賞から上積みなしで、ダービーに挑むことになる。果たして、これで絶対的な存在と言えるだろうか?

皐月賞は、このサートゥルナーリアとヴェロックス、ダノンキングリーの3頭がタイム差なしでの接戦だった。サートゥルナーリアにかかる期待と同様のモノをヴェロックスとダノンキングリーに託しても、全く問題ないと思うのだが。

少なくとも「今年の日本ダービーはサートゥルナーリア1強とは言えない」というのが、私の見方だが果たして・・・?

最後にいつもお断りを!!

~馬券購入は自己責任でお願いします。ギャンブル依存症にならないよう、ご注意ください。~

サートゥルナーリアが無敗でダービー馬となったとしても、当方は一切責任を負わないので、そこんところ一つヨロシクということで(笑)。

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