[コラム]悪魔の囁き話(笑)~(続編)ダービーはホントにサートゥルナーリア1強なのか?~

ダービーに関する「悪魔の囁き話」をもう1件。「重箱の隅をつつく」というより、「重箱の隅にある8分1だけ残ったご飯粒」のような話ということで(笑)。

サートゥルナーリアの戦績を改めておさらいしよう。

2018年6月10日(日)
阪神5R
2歳新馬戦(芝1600メートル、1着)
馬体重:488キロ

2018年10月27日(土)
京都9R
萩S(芝1800メートル、1着)
馬体重:488キロ)(増減なし)

2018年12月28日(金)
中山11R
第35回ホープフルS(G1、芝2000メートル、1着)
馬体重:500キロ(プラス12キロ)

2019年4月14日(日)
中山11R
第79回皐月賞(G1、芝2000メートル、1着)
馬体重:496キロ(マイナス4キロ)

新馬戦が阪神で、2戦目は京都。3戦目と4戦目は中山。この4戦は全て右回りコースでのレースである。ダービーが行われる東京競馬場は左回りコースでの一戦となる。

「何だ、それだけ?」と思う人もいるかもしれない。だが、サートゥルナーリアが左回りコースを走るのは今回が初めてだ、という極めて基本的な話をする人がいないので、一応書いてみた。敗れた後、「慣れない左回りで・・・」という陣営や騎手のコメントがあっても不思議はないのだから。

もちろん、乗り替わりを懸念する人もいるだろう。確かに乗り替わりはマイナスだが、ダミアン・レーン騎手の実力が、クリストフ・ルメール騎手の代打を務めるのに十分なものであることは、来日して以降の戦績を見れば、疑う余地はないだろう。それなりに準備期間もあったに違いない。

「乗り替わり」を疑うなら、「初の左回り」を疑う人がいてもいい筈だ。その上でどう馬券を組み立てるのかは、馬券を買う一人一人がじっくりと考えればいいということで。最後にお約束の一言を。

~馬券購入は自己責任でお願いします。ギャンブル依存症にならないよう、ご注意ください。~

それでは皆様、楽しいダービーデーをお過ごしくださいませ!!

 

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