[日記]瀧川寿希也騎手(川崎)には他の選択肢はなかったのでしょうか?
本日は例の外出先に行く予定がありませんでした。まとまったお金が入ってくるのは明日だったので、大井には行けませんが、馬券を買うことが出来るレベルの小銭が入ってくる、という、非常に悩ましい1日でした(笑)。で、サマーチャンピオン(佐賀)、黒潮盃(大井)、エトワール賞(門別)という3つの重賞競走を予想し、馬券を購入したのですが、結果はいずれも「(泣)」ということで・・・。そんな話を愚痴っても仕方がないので、こんな話でも。
昨夜ぐらいから、Twitter等が賑やかになっています。瀧川寿希也騎手(川崎)がTwitterやFacebookで引退表明をしました。以前、この日記でも取り上げた通り、
「競馬場がひどすぎるから乗るの辞めました(..)」とInstagramで触れていましたので、いずれこういう流れになるのだろうとは思っていました。但し、この記事を書いている時点で、地方競馬全国協会(NAR)の公式サイトで検索すると、まだ瀧川寿希也騎手の名前は「現役騎手」として出てきます。また、川崎競馬公式サイトを見ても、まだ発表はありません。
同騎手のFacebookとTwitterから、本人のコメントをいくつか拾ってみたいと思います。
皆様には僕の引退でご迷惑おかけしてすいませんでした。
これからは普通に生きていきます。
僕のモチベーションが上がらなければ
騎手として頑張っても、結果も出ません。
踏ん切りがつきました。
後悔の無い騎手人生ありがとうございました。
たくさんのファンの方々には本当に感謝してます😭— 瀧川寿希也 (@jockeys_jyukiya) August 13, 2019
山口さんの仰る通りに高月調教師と相談して
調教から頑張ろうとしたんですけどね。
厩務員からと山崎会長が仰るので。
いまの僕にはそれができませんでした。
厩務員となると休みの日も餌やりなどありますし
営業ができなくなるの、厳しいです。
仕方ないです。色々ご迷惑おかけしてすいませんでした。— 瀧川寿希也 (@jockeys_jyukiya) August 13, 2019
大井の調教師さんからいま来たけど
騎乗停止期間が終わって
免許あるのに乗らせてくれないって
ルールは誰が決めたのだろうか?
本当に不思議。。
理解に苦しむ
地方競馬全国協会はあの制裁に関しては触れてない。
川崎競馬場が個人がぼくに騎乗停止にしたけど。
見えないルールって怖い。— 瀧川寿希也 (@jockeys_jyukiya) August 14, 2019
大井の主催者は騎乗申し込みを出せばのせて頂けるらしいです。
大井の調教師さんが確認してくれました。
でも川崎の主催者には言われました
大井船橋浦和受け付けてくれないって
騎乗停止明け乗れないルールと
もうさ頭の中痛くなってきた。
近々弁護士連れて話し合いに行きます真相だけ知りたい。
— 瀧川寿希也 (@jockeys_jyukiya) August 14, 2019
制裁内容がこれです。
調整ルームで携帯をいじり
騎乗停止30日の人が復帰でき
4日の人が厩務員から戻れと
笑わしてくれます。 pic.twitter.com/ZjqSSlzOrw— 瀧川寿希也 (@jockeys_jyukiya) August 14, 2019
気になったコメントだけを挙げてみました。私自身が気になったコメントばかりをピックアップしましたので、他のコメントも気になるという方も多いでしょう。同騎手のFacebookとTwitterをリンクしておきます。
彼には果たして、引退以外の選択肢はなかったのでしょうか?コミュニケーション不足の部分もあるような気がするのですが・・・。更に言えば、彼は何を主張したかったのか、今ひとつわからないまま、競馬界を去るという決断をしてしまったように思えます。
今、インターネット上も含めて、表に出てきているのは、同騎手側からのものばかりですので、別の立場からの話もなしに、断定的に語るべきではないのかもしれません。一部で「厩務員からやり直す」という話が議論になっていますが、その話が事実なのか、今の自分には確認する術がありませんし。
今、私が注目しているのは、この瀧川寿希也騎手の引退申請を、地方競馬全国協会は、あるいは神奈川県川崎競馬組合は、どう処理し、どう発表するのか、という点です。同騎手は「見えないルール」に基づく処分を問題にしようとしています。引退を受理するのであれば、この点をどう説明するのか、非常に気になります。もっとも「本人の申し出により・・・」で片付けようと思えば、それで済んでしまう話なのかもしれませんが。
最後にもう一度書きます。瀧川寿希也騎手には他の選択肢はなかったのでしょうか?