[競馬ニュース]友道康夫調教師の400勝目は大魔神の馬で重賞勝ち!!シュヴァルグランがアルゼンチン共和国杯を制す
6日(日)の東京11Rアルゼンチン共和国杯(G2)は、道中6~7番手のポジションで流れに乗っていたシュヴァルグラン(2番人気)が残り200メートルのハロン棒を過ぎたところで先頭に立ち、そのまま先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分33秒4(芝2500メートル、馬場状態は良)。1/2馬身差の2着にはアルバート(4番人気)、3着にはヴォルシェーブ(3番人気)がそれぞれ入り、モンドインテロ(1番人気)は4着だった。
勝ったシュヴァルグランはハーツクライ産駒の4歳牡馬。今年3月の阪神大賞典に続いて、2つ目の重賞タイトルを獲得した。5月の天皇賞・春では3着に入っている。
同馬の半姉ヴィルシーナは2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇している。また半妹のヴィブロスは今年の秋華賞馬。この2頭もシュヴァルグランと同様、プロ野球解説者の「大魔神」こと佐々木主浩氏がオーナーとなっている。3着のヴォルシェーブも佐々木主浩氏の所有馬である。
なお、シュヴァルグランを管理する友道康夫調教師は、この勝利でJRA通算400勝を達成した。友道康夫調教師は2002年の開業。マカヒキで今年の日本ダービーを制するなど、JRAではG1(Jpn1)・7勝を含む重賞30勝を挙げている。