［競馬ニュース］悲願の重賞タイトルを獲得！！ツルイテンリュウがばんえい菊花賞（帯広）を制す
前日５日（土）は降雪で開催が中止となった帯広競馬場。６日（日）は無事に開催が行われ、ばんえい・帯広１０Ｒばんえい菊花賞（ＢＧ２）は馬場水分２．５％というコンディションで行われた。
レースはマルミゴウカイ（２番人気）、ツルイテンリュウ（４番人気）の順で第２障害をクリア。山を下ってからはこの２頭による叩き合いとなったが、残り３０メートルのライン付近でツルイテンリュウがマルミゴウカイを交わして先頭に立ち、そのままゴールラインを最初に通過した。勝ちタイムは１分４４秒８。２着争いは粘り込みを図る最内枠のマルミゴウカイと追い込んできた大外枠のホクショウディープ（１番人気）の２頭による接戦となったが、マルミゴウカイが何とか２着を確保した。ホクショウディープは３着。キタノリュウキ（３番人気）は４着だった。
勝ったツルイテンリュウはトウカイカップ産駒の３歳牡馬。これまで重賞では昨年のナナカマド賞で４着、ヤングチャンピオンで２着、今年のイレネー記念で９着、ばんえい大賞典で３着という戦績を残しているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では９勝目。