[日記]岩手競馬の開催取り止め期間延長を、抜本的な解決を図ることが出来る期限の日が延長された、と私は考えます
禁止薬物問題で開催取り止めとなっていた岩手競馬ですが、30日(土)以降も開催取り止めが続くことになりました。
開催を取り止めて、岩手所属馬の全頭検査を実施していたのですが、今回の開催取り止めに関して、直接の原因となったノアクリスティン(牝3歳、盛岡・櫻田浩樹厩舎)から再度ボルデノンが検出され、更に同じ厩舎のセブンスウェル(牝4歳)とコミュニティ(牡9歳)からもボルデノンが新たに検出されたとのこと。当面の間、岩手競馬は開催できない状況が続きます。重賞7勝馬コミュニティからも検出されるとは・・・。
誤解を恐れずに書きます。犯人を特定できずに30日(土)に水沢で再開していた場合、この日記に厳しい話を書くつもりでいました。恐らく、一部の方々からはお叱りを受けかねない内容です。でも、誰かが言わなければならない話だと思っていました。この開催取り止め期間の延長により、そんな話を書く機会がなくなったことは、ある意味では良かったと思っています。
もちろん開催取り止めが続くということは、売上も落ちますし、厩舎関係者の生活にも影響が及ぶ話ですから、本当は「良かった」などと言ってはいけないのでしょう。しかし、犯人が特定できないままで再開すれば、また同様の問題がすぐに発覚するでしょう。そして、岩手競馬は更に信用を失う事態となります。結果的にはまだ犯人の特定に時間を費やすことが出来るようになったのです。抜本的な解決を図ることが出来る期限の日が延長された、と考えていいかもしれません。
犯人が特定されない限り、岩手競馬は再開すべきではない、これがこの問題に対しての私の考えです。果たして関係者がどこまで真剣にこの問題と取り組むつもりなのか?私は静かに動向を見守りたいと思います。