[競馬ニュース]東海地区の名牝だった母も活躍した笠松競馬場で、その娘も重賞タイトルを獲得/金沢のヤマミダンスがラブミーチャン記念(笠松)を制して重賞連勝
8日(火)の笠松9Rラブミーチャン記念(SP1)は、最内枠からハナを奪ったヤマミダンス(金沢、1番人気)が、マークする後続馬たちを3コーナーで振り切ってリードを広げ、4コーナーから最後の直線へ。ヤマミダンスはそのまま2着以下に3馬身差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分43秒2(ダート1600メートル、馬場状態は良)、2着にはハローマイダーリン(笠松、2番人気)、3着にイスタナ(笠松、4番人気)がそれぞれ入り、ヤマミダンスを直後の2番手でマークしていたレッドレイジング(笠松、3番人気)は3コーナー付近で脚色が一杯になり、8着に敗れた。
勝ったヤマミダンスはハーツクライ産駒の2歳牝馬。前走の金沢シンデレラカップに続いて、重賞連勝となった。これでデビューから4戦4勝となる。
同馬の母キウィダンスは現役時代、愛知・角田輝也厩舎の管理馬で東海地区(名古屋・中京・笠松)を中心に活躍し、重賞9勝を挙げている。笠松でも2004年のスプリントを制しており、母娘2代続けて笠松競馬場で重賞タイトルを獲得したことになる。