[日記]「無観客競馬」を見て、改めて決意しました
自宅アパートにおります。
この土日2日間ですが、例の外出先に行く予定はありませんでした。その為、自宅アパートで請け負っている書き仕事をしつつ、馬券を買わずに(正確には、お金がないので馬券を買えずに-笑)、グリーンチャンネルで中央競馬のレースを見続けておりました。
ここ何年か、自宅アパートでグリーンチャンネルでレース観戦という機会が多いせいか、「無観客競馬」と言われても、ボーッと見ていると「普段とそれほど変わらないじゃねーか」という気分になります。もちろん良く見ると、パドックに人がいなかったり、応援幕がなかったり、ゴール前で歓声が聞こえなかったり、色々な違いはあるのですが、映像として見ていると、それほど違和感を感じません。
しかし、毎週のように競馬場に足を運ぶことが出来ていた頃は、自分が立ち入ることができない競馬場の業務エリアから報じられる情報と、一般エリアにいるからこそ感じることができる空気感・温度感との違いに、時々疑問を抱くことがありました。だからこそ「競馬Webサイト管理人」としての活動を始めた訳ですが・・・。
で、今行われている「無観客競馬」には、一般エリアがありません。業務エリアからの情報をただ受け止めるしかありません。もちろん、原因は新型コロナウイルスですから、やむを得ないのですが、様々な意味でそれはあるべき姿ではないような・・・。
古い話ですが、2000年の皐月賞をエアシャカールが勝った時、ラガーレグルスがゲート内で立ち上がり、競走中止となった件を巡って、中山競馬場の整理本部にファンが押しかける一幕がありました。あの緊迫したやり取りは、まさに一般エリアにおける空気感・温度感であり、あの皐月賞を語る上で欠かせない出来事であった、と個人的には思っています。そんな業務エリアの外で起きた話の中にも、語るべきことがあるような・・・。
などと熱くなっても、今の私は「無観客競馬」が終わっても、競馬場に足を運ぶことは出来ません。とにかく、早く競馬場からゲリラ的にでも情報発信ができる自分に早く戻らねば・・・。「無観客競馬」を見ながら、改めてそんなことを決意しました。