[日記]「無観客競馬」の限界

例の外出先近くにあるファーストフード店で日記を書いています。

今週末の中央競馬は、20日(金・祝)、21日(土)、22日(日)の3日間開催になります。まだ発表にはなっていませんが、この3日間開催で「無観客競馬」が解消される可能性は低いでしょうね、恐らく。世間の様子を見る限り、新型コロナウイルスが終息する兆しは全く見えないですし・・・。

不謹慎な話ですが、「無観客競馬」も最初は物珍しさがあったように思えます。即PATの加入者も増えたみたいですし、私がゴーストで請け負っている仕事の中にも「無観客競馬特需」と呼ぶべき動きがありました。

しかし、この動きは「特需」というより「バブル」に近かったようです。ゴーストで請け負っている某大手さんの担当者さんから、「動きが鈍くなって来たので、申し訳ないけど今週から菅野さんへの発注量が減ります」とのメールが本日入りました。ガッカリ・・・。

「物珍しさ」から一時的に需要が増えただけですので、長くは続かないということなのでしょう。そりゃ、そうですよね。グリーンチャンネルが無料になったとしても、部屋の中でPCを前に、あるいはスマートフォンを片手に観る競馬に、物足りなさを感じるというか、飽きてくる人がいるのは仕方がありません。

競馬以外の社会全体を見ても、新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが広がっていて、経済が停滞しています。日経平均株価も大幅に下がっていますし・・・。先行きの不安を考えると「馬券なんか買っている場合じゃない」という話になるのが自然でしょう。

東日本大震災の時とは違い、競馬関連の仕事がゼロになってしまった訳ではありませんので、新型コロナウイルス感染が終息して、「無観客競馬」が解消されれば、また仕事が増えるに違いありません。でもそれはいつのことになるのでしょうか?オリンピックも中止だとか、延期だとか、言っている昨今です。野球も、サッカーも、ラクビーも、現時点では全く先行きが不透明です。そんな状況下ですから、「競馬」の先行きが見通せないのはやむを得ないというか・・・。

「無観客競馬」も限界が見えてきましたね。それでも今は何とか中止にはならず、続いてくれることを願うばかりです。

 

記事下広告

[広告]

-・時事ネタ, ・競馬雑談, 日記