[競馬ニュース]悲願の重賞タイトルを獲得!!タガノトリオンフが兵庫クイーンカップ(園田)を制す

10日(木)の園田11R兵庫クイーンカップで好スタートを決めたのは、大山真吾騎手(兵庫)騎乗のトーコーヴィーナス(兵庫、1番人気)だった。もちろん、このトーコーヴィーナスを楽に逃がす訳にはいかない。下原理騎手(兵庫)騎乗のタガノトリオンフ(兵庫、2番人気)が直後の2番手でマークする展開に。前はこの2頭が引っ張る形でレースが流れた。

2頭の睨み合いは4コーナーから最後の直線に入っても続く。2頭は並んだまま、最後の直線での叩き合いに。この叩き合いで僅かに前に出たのはタガノトリオンフの方だった。2頭の差は徐々に広がり、最後はタガノトリオンフがトーコーヴィーナスに2馬身1/2差をつけて先頭でゴール。下原理騎手の右手が上がった。勝ちタイムは1分51秒3(ダート1700メートル、馬場状態は良)。3着にはシークレットオース(笠松、8番人気)が入り、オーケストラピット(兵庫、3番人気)は4着に敗れた。

勝ったタガノトリオンフはワイルドラッシュ産駒の4歳牝馬。2014年にJRAでデビュー。JRAでは未勝利で、2015年の秋からは兵庫の所属となった。兵庫に移籍後はいきなり10連勝を飾り、注目の存在に。しかし今年の兵庫サマークイーン賞で3着に敗れ、連勝記録はストップ。その後も秋桜賞(名古屋)で7着、姫山菊花賞で4着と、「重賞クラスの壁」を感じるという見方もあったが、この重賞初制覇でこうした「壁」が存在しないことを証明することとなった。前走の姫山菊花賞では吉原寛人騎手(金沢)が手綱を取っていたが、今回は下原理騎手に手が戻る形での一戦だった。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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