[競馬ニュース]ミスターピンク・内田利雄騎手(浦和)が3500勝を達成
※2005年に高崎競馬・境町トレーニングセンター(現在の境共同トレーニングセンター)で撮影
11日(金)の船橋9Rをアーススカイで制した内田利雄騎手(浦和)は、地方競馬通算3500勝を達成した。
内田利雄騎手は1978年に宇都宮競馬でデビュー。宇都宮所属時はブライアンズロマン、ベラミロードといった北関東を代表する名馬とのコンビで知られ、ブライアンズロマンでは1998年のさくらんぼ記念(上山、当時は交流G3)を制した他、1995年から1998年のとちぎ大賞典を4連覇している。またベラミロードでは2000年の東京盃、2001年のTCK女王盃をそれぞれ制している。1994年、1995年、1996年、2000年には栃木リーディングジョッキーとなっている。
2005年3月の宇都宮競馬廃止後、特定の競馬場には所属せず、全国の地方競馬やマカオ、韓国などを期間限定騎乗の形で転戦する、事実上の「フリー騎手」となり、注目を集めた。2006年には佐賀で騎乗中にヤマノブリザードで九州大賞典を、2007年にはHelionでマカオギニー(マカオ)を、2008年にはSupreme Heroでマカオホンコントロフィー(マカオ)を、2011年にはSOSEULDAEMUNでKRAマイルカップ(韓国)をそれぞれ制している。JRAでも2002年にカッツミーでラジオたんぱ賞を制するなど3勝を挙げている。2012年4月からは南関東・浦和の所属となった。
浦和・藤原智行厩舎所属。登録服色の「桃・胴白星散し」から「ミスターピンク」の愛称でもお馴染みとなっている。