[日記]京都競馬場の思い出

※アパパネが牝馬3冠を達成した2010年10月17日(日)に撮影。この日以来、私は京都競馬場に行っていません。もう10年前のことなのですね。

 

3日ぶりに、例の外出先近くにあるファーストフード店で日記を書いています。ここ東京23区内は雨が降っています。

昨日1日(日)、グリーンチャンネルの中央競馬中継では、この日を最後に長期間の改修工事となる京都競馬場について、場内の様子が紹介されていました。そうか、京都競馬場での開催はしばらくないのか・・・。

私は関東在住であり、京王線沿線に長年おりますので、最も多く足を運んだことがあるJRAの競馬場は、東京競馬場です。その次に多いのが、中山競馬場ということになります。

では、全国に10箇所あるJRAの競馬場で、東京、中山の次に多いのはどこかという話になると、京都競馬場ではないでしょうか。正確に数えたことはありませんが、3番目は恐らく京都競馬場になる筈です。新幹線や高速バスに乗って行く競馬場ですので、さすがにG1が中心になりますが。

ディープインパクトが3冠を達成した2005年の菊花賞も生で見ていました。また、アパパネが牝馬3冠を達成した2010年の秋華賞も生観戦しています。他にも様々なG1での名勝負を京都競馬場に行って、観戦していました。

一方で、生観戦したレースの中には、アドマイヤボサツが勝った1996年の平安Sや、テイエムオオアラシが勝った1998年の小倉記念(この年は小倉競馬場が改装工事中だった為、小倉記念は京都競馬場で行われました)なども、何故か含まれています。本当に不思議なモンで、京都競馬場にはG1でもないのに、何度か足を運んだことがあるのです。

でも、京都競馬場で印象深いのは、こうした馬たちよりも、競馬場周辺の様子でした。今、京阪・淀駅は高架となり、競馬場直通の通路もありますが、以前は今よりももっと大阪方面寄りにあり、競馬場と駅の間には、いわゆるオケラ街道もしっかりと存在していたのです。

忘れられないのは初めてこの界隈に行った時のことです。旧・淀駅は駅の脇がすぐに踏切になっていますが、競馬場からオケラ街道を通って駅に来る人々は、この踏切で警報機が鳴っていても、遮断機が降りていても、お構いなしに無理やり踏切を渡ろうとします。「赤信号、みんなで渡れば、怖くない」の踏切版とでもいうべきでしょうか。この光景を見た私は思わず、「関西人って、スゲェ~よ」とか、思ってしまったりして(関西在住の皆さん、ゴメンナサイ-笑)。

まだ、「競馬Webサイト管理人」としての活動をやっていなかった20代の頃、私は京都にある会社で働いていた女性と遠距離恋愛をしていました。京都競馬場に行く回数が多かったのは、そんな理由もあったのです。当然の事ながら、あの界隈は彼女の方が私より詳しいので、帰り道に淀駅が大混雑している間、あるたこ焼き屋に入って時間を潰したこともあったりなんかして。

独特の円形パドックとか、スタンドとか、取り壊されるのは寂しい・・・、という声を良く聞きます。私も一人の競馬好きとしては同感です。でも同時に、こうしたものから元カノも思い出してしまうからなあ・・・(笑)。だから、取り壊される寂しさよりも、新しく出来るモノがどんな感じになるのか?という興味の方が大きかったりして・・・。

ヒドイ男ですね、オレ(笑)。でも、改修工事を終えた後の京都競馬場を楽しみにしたいと思います。それまで何とか「競馬Webサイト管理人」を続けなきゃ・・・。

 

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