[日記]大塚海渡騎手の話~「競馬ムラ」の中で起きたトラブルだけに、「どうして?」と言いたくなるのですが・・・~

本日も、例の外出先から帰宅して、自宅アパートで日記を書いています。

Twitterでも取り上げた、この話題に触れないということはあり得ないでしょうね。

木村師謝罪拒否、大塚騎手に手を出したのは教育目的(日刊スポーツ)

率直に思ったことを書きます。もし、大塚海渡騎手が一般のサラリーマン家庭で育った人で、「競馬ムラ」の空気やしきたりを知らない若者だったら、裁判沙汰になるのも理解できます。「競馬ムラ」の中には、一般社会では通用しない常識もたくさんあるでしょうからね。そんな中で、自分の息子がパワハラに遭っているのだとしたら、一般社会の中で生きてきた父親が裁判を起こすのは、ごく当たり前の話ではないでしょうか。

しかし、大塚海渡騎手の父親は、美浦・勢司和浩厩舎の調教助手さんです。そして、木村哲也調教師も以前は勢司和浩厩舎で調教助手をしていました。大塚海渡騎手の父親と、木村哲也調教師は、同厩舎の先輩・後輩の間柄でした。

なのに、息子の件で、どうして裁判になってしまうのでしょうか?父親も「競馬ムラ」の人だったのですから、「競馬ムラ」の空気は良く知っていた筈です。「多少のことは仕方がない」という話にはならないのでしょうか?裁判にまでなってしまうと、調教師と騎手の「師弟関係」とは別に、かつて同じ釜の飯を食った先輩と後輩の間に何があったのでは?と勘ぐりたくなります。普通に考えれば、あり得ない話だと思います。

この裁判により、大塚海渡騎手は「競馬ムラ」にいられなくなるのでは?という意見をネット上で見かけました。しかし、それは父親も同様ではないでしょうか。それでも裁判という手段に出た背景にあるのは、単に同騎手の態度が悪いとか、暴力を振るった同調教師が悪いとか、そんな話で片付けられるものではない、更に何か深い事情があるように思えてなりません。

裁判になる前に、何とか手打ちをする方法はなかったのでしょうか?例えば、勢司和浩調教師が間に入るとか、そんな形を取ることは出来なかったのでしょうか?JRAは木村哲也調教師の暴力行為について、どこまで把握していたのでしょうか?普通に考えれば、裁判所よりもJRAの方が訴える相手としては先の筈です。「調教師が騎手に対して暴力行為に及び、その調教師が処分される」などという事例はJRAでも何度もありましたから、同じ方向性で解決を図ることも可能だった筈です。それなのに、裁判になってしまったということは、JRAではこの両者のトラブルを解決出来なかった、ということになのでしょうか?

もう一度書きますが、大塚海渡騎手が一般家庭で育った人なら、全く不思議はないトラブルです。「競馬ムラ」の中で起きたトラブルだからこそ、よく理解できないのです。しかも、その騎手の父親と調教師が同じ厩舎に所属していた時期があったのに・・・。

以上、率直に思ったことを、思ったまま書いてみました。

 

記事下広告

[広告]

-・競馬雑談, 日記