[競馬ニュース]岩手と南関東のダービー馬に圧勝!!トロヴァオがダービーグランプリ(水沢)を制す
20日(日)の水沢11Rダービーグランプリ(M1)は、道中2番手のポジションでレースを進めたトロヴァオ(大井、3番人気)が3~4コーナーの中間地点で先頭に立ち、そのまま後続に6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分8秒0(ダート2000メートル、馬場状態は不良)。2着に岩手ダービーダイヤモンドカップの勝ち馬エンパイアペガサス(岩手、4番人気)が、3着には東京ダービー馬バルダッサーレ(大井、1番人気)がそれぞれ入り、戸塚記念の勝ち馬ベルゼブブ(浦和、2番人気)はハナに立ってレースを引っ張ったが、トロヴァオに交わされた辺りで脚色が一杯となり、4着に敗れた。
勝ったトロヴァオはカネヒキリ産駒の3歳牡馬。昨年のハイセイコー記念以来の勝利で、獲得した重賞タイトルは2つ目となる。通算では3勝目。昨年の全日本2歳優駿で4着、今年の羽田盃で2着、東京ダービーで4着にそれぞれ入っている。今回は東京ダービー以来の実戦で、岩手と南関東のダービー馬に大きな差をつける形での勝利となった。
同馬の半兄トルバドゥールは昨年のだるま夕日賞(高知)で2着に入っている。