[日記]笠松競馬の「今後」について、鍵を握るのは地全協ではないでしょうか

本日も自宅アパートで、例の外出先からの「帰宅後日記」です。

昨日19日(月)、疲れ果てていたせいか、肝心なニュースを見落としておりました。申し訳ありません。笠松競馬で発生した、一連の不祥事に関するニュースです。

計1億4千万円の利益得る…所属していた笠松競馬の馬券を違法購入 元騎手らに罰金30-40万円の略式命令-東海テレビ(Yahoo!ニュース)

このニュースに関するインターネット上の反応を見ていると、「彼らが得た利益を考えると、罰金が30~40万円というのは罪が軽すぎるのでは?」というものが目に付きます。私も全く同感ですが、現行法上はこれが限界なのでしょう。仕方がありません。

開催自粛中の笠松競馬について、少し前から「5月に再開するのでは?」という報道が出ていますが、本日20日(火)の時点ではまだ具体的な話が岐阜県地方競馬組合から発表されていません。

私は、鍵を握るのは地方競馬全国協会(NAR)だと思っています。今月1日(木)に第三者委員会からの報告書が出た際、地全協がこんな発表をしています。あまり注目されていませんが、非常に大きな意味を持っているのではないでしょうか。

笠松競馬不適切事案検討委員会からの報告書の提出について(NAR公式サイト)

このリリース内にこんな表記があります。

-当協会としては、報告書の調査分析結果や提言を踏まえ、厳正な免許上の措置を講じてまいります。-

この「厳正な免許上」の措置が、いつ、そしてどのような内容になるのか、が大きなポイントになりそうです。

覚えておかなければならないことがあります。第三者委員会の報告書では、不正行為に関与した調教師や騎手の名前は全てアルファベットとなり、公表されていません。しかし、地全協には恐らく実名での報告書が提出されていると思われます。

そして、今回の事態で免許を失効することになる調教師や騎手は、その時点で誰なのかが明らかになるということです。免許失効まで至らなくても、調教停止処分や騎乗停止処分を受ける人がいれば、その氏名も明らかになることでしょう。

そして、免許失効となる人の数、停止処分を受ける人の数によっては、再開時期や笠松競馬の今後に大きな影響を与えることになりそうです。「処分を受けなかった人だけで再開可能なのか?どうか?」も問われることになるでしょうから。

本日20日(火)、古田肇・岐阜県知事が記者会見の中で、笠松競馬の今後について発言しています(17分頃から)。

知事の発言では「一両日中に改めて記者会見を開く」となっていますので、恐らく今後に関わる重要な発表が直近であるのではないか、と想像しますが、私は地全協の動きなしに「今後の見通し」を示すのは難しいと思うのですが、どうなのでしょうか?

とりあえず、事態を見守りたいと思います。

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