[日記]「ウチの競馬場も笠松と同じだと思われたくない」

本日22日(木)も自宅アパートで1日中過ごしておりました。

笠松競馬関係者による一連の不祥事について、岐阜県地方競馬組合から昨日21日(水)に発表がありましたが、この発表を受けて、本日22日(木)に地方競馬全国協会(NAR)から処分を受けた関係者における免許上の措置が発表されました。

笠松事案に係る地方競馬全国協会の免許対応について(NAR公式サイト)

笠松事案に係る免許対応(NAR公式サイトより・PDF)

少し前に、ある他地区の調教師さんがTwitterで「ウチの競馬場も笠松と同じだと思われたくない」と発言していたことを思い出しました。これだけの人が一気にクビになるというのは、再開において痛手だという声もありますが、私はやむを得ないと思います。

インターネット上で、毎日新聞のこの記事が注目を集めています。

「馬は話せない」八百長の立件は断念 不正で51人処分 笠松競馬(毎日新聞)

毎日新聞という新聞社は相変わらずだなあ・・・。北関東の競馬が廃止になった時から全く変わっていません。地方競馬に対する理解というものがないのです。だから「馬は話せない」という岐阜県警の捜査員による発言ばかりをこうして強調し、ミスリードしてしまうのです。

「馬は話せない」からこそ、八百長の可能性となる芽を可能な限り、摘み取らなければならないのです。今回のケースで言えば、「調教師や騎手が自分たちが関係するレースの馬券を買っていた」という点がポイントなのです。その馬券を当てる為に着順を操作していたのでは?という疑念を払拭する為には、こうした不正行為に厳しい対応をする必要があるのです。

インターネット上では、「笠松競馬は廃止すべき」という意見も散見されます。もしかすると、このような事態が発覚した競馬場は日本から抹殺しないと、前述した他地区の調教師さんが恐れる偏見を打ち消すことは出来ないのかもしれません。

私はこの笠松競馬場で個人協賛競走を2回もやった人間ですので、「笠松競馬は廃止すべき」とまで言い切る勇気はありません。しかし、それが他地区の競馬場を守る為なのだとしたら、このまま笠松競馬が歴史の幕を下ろしたとしても、悲しむつもりはありません。

ちなみに、笠松競馬の開催自粛は5月14日(金)まで延長されるとのことです。

競馬の開催自粛延長等のお知らせ(笠松競馬公式サイト)

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