[日記]大山龍太郎騎手(兵庫)の騎乗停止に思う

本日も、例の外出先から帰宅後の日記です。日付が変わってからのアップとなってしまい、申し訳ありません。

昨日17日(木)の園田7Rでの出来事について、一部で議論となっています。

17日(木)園田7R レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

大山龍太郎騎手の騎乗停止処分について(園田・姫路競馬公式サイト)

【地方競馬】距離誤認の大山龍太郎騎手、8月4日まで騎乗停止(netkeiba.com)

園田競馬場の1870メートル戦のスタート地点は、1ターンの820メートル戦と同じです。今年4月にデビューしたばかりの大山龍太郎騎手は、1870メートル戦なのに820メートル戦と勘違いをして、騎乗していたのではないか、という指摘が出ていますが、私も同様の見解です。スタートから短距離戦のような追い方でしたし、1周目のスタンド前でステッキが何発も飛んで逃げていましたし。

しかし、疑問も残ります。大山龍太郎騎手が騎乗していたヨハネスボーイは、同騎手が所属する坂本和也厩舎の馬です。自厩舎の馬で、恐らく調教でも乗っていた筈です。道営で走っていた時は、門別の1200メートル戦での出走もありますが、園田・姫路では1ターン戦への出走はありません。そんな馬が820メートル戦に出走するということになれば、それなりの準備が厩舎としては求められる筈です。そんな話が特にないのに、1ターン戦への出走だと勘違いしてしまうのは、不可解だと言わざるを得ません。新人騎手でも、その程度のことは理解できると思います。所属騎手も厩舎の一員なのですから。

そもそも、レースの前に坂本和也調教師やスタッフとの間で位置取りなどについての打ち合わせもあった筈で、その時点で距離に対する確認も十分に出来た筈です。距離を間違えていた騎手の責任は大きいですが、ヨハネスボーイを支えるべき立場の人にも責任があるように思えます。

今回の件で坂本和也調教師も「所属騎手への指導監督が十分でなかったため」という理由で戒告処分を受けていますが、騎手に対する監督責任という視点だけではなく、管理馬をレースに出走させる上ですべきことは何か?という視点でも、厩舎として欠けている点があったのではないでしょうか。

以上はあくまで個人的見解ということで。

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