[勝負メモ]一人反省会~第82回菊花賞(G1)~

[勝負メモ](重賞予想)第82回菊花賞(G1)

軸馬にしたロードトゥフェイムは12着。もう少し前で流れに乗って欲しかった気はしますが、馬券は乗っている騎手も含めて買うものですから、文句を言っても仕方がありません。無理筋は承知の上で、「例の手法」にはない単勝15番人気の馬から流したのですし・・・。

それでも、勝ったタイトルホルダーは「例の手法」に名前がありながらノーマークにした馬で、2着のオーソクレースと3着のディヴァインラヴは「例の手法」に名前がないのに買い目に入れた馬でした。正解に近いところまで行っていたような、それでもある意味で見当違いだったような・・・。

タイトルホルダーを買い目から外した理由は、同型の逃げ馬が他にもいたから、という点でした。映像を見る限り、鞍上の横山武史騎手はスタート直後からハナを主張していたように見えました。「何が何でも逃げる」という姿勢を見せられた以上、他の騎手は控えざるを得ないのが長距離戦です。多くの人が指摘する通り、横山武史騎手は父親譲りとも言える駆け引きの巧さで勝利をもぎ取りました。神騎乗と表現するべきかもしれません。

しかし、私も馬券を買って勝負をしていますので、「見事な騎乗ぶりでした!!感動しました!!」では済まされません。「例の手法」は騎手の技量については、全く考慮していません。こういうレースを見せられると、「騎手」という要素を何とか「例の手法」に反映させることが出来ないものか、という新たな課題が見えてきます。かなりアナログ的なファクターですので難しいですが、今回の菊花賞は「騎手」に答えがあったのですから、「難しい」で済ませる訳はいかないでしょう。

今回の菊花賞で、注意すべき点がもうひとつあります。前走・神戸新聞杯組が1頭も馬券に絡んでいない点です。ステラヴェローチェは4着、レッドジェネシスは13着、モンテディオは14着でした。馬体重が12キロも減っていたステラヴェローチェを見る限り、不良馬場の神戸新聞杯を使われたダメージは大きかったのかもしれません。以前なら「前走が道悪だった馬は消し」という大胆な判断が出来ていたのですが、今回は全く考慮していませんでした。その点は大きな反省材料と言えるでしょう。

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