[日記]矢作芳人調教師って、カッコいいなあ・・・
8日(月)の夜8時を過ぎました。例の外出先近くにあるファーストフード店でこの日記を書いています。
昨日7日(日)は「例の手法」を出すことが出来ず、申し訳ありませんでした。早朝、アメリカのデルマー競馬場で日本競馬史に残る快挙が達成され、多くの人が感動・感涙・・・、という最中に、私は請け負っている書き仕事でフラフラの状態でした。あっ、正確には前日に別の外出先での日銭稼ぎに体力を奪われた結果としてフラフラになり、とても「例の手法」を作成する余力がないまま、例の外出先に向かわざるを得なかったモノで・・・。
競馬好きなら「歴史が動いた」と言うべき流れに乗ることが出来ない「競馬Webサイト管理人」なのですが、一応こんな話でも。
ラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌを管理する、矢作芳人調教師というと思い出すことがあります。まだ私が今よりもフットワークが軽く、盛んに活動できていた頃、中途半端にクビを突っ込むことが出来ていた地方競馬の業務エリア内で、JRAで厩舎を開業している矢作芳人調教師に関する批判的な話を、某地方競馬関係者筋から耳にしたことがありました。
ご本人にお会いしたことがある訳ではないので事実関係は知らないし、その話は少々感情論的な要素もあったので、このサイトで取り上げたことはないし、恐らく今後も書くことはないと思います。それでも、同調教師が今回のような大仕事を成し遂げた事実を目の当たりにすると、成功する人というのはそんなつまらない話を超越してしまうモノなのだ、と思わずにはいられません。
戦ったのか、無視したのか、それとも何らかの手打ちをしたのか、そもそもその話がデマだったのか、については、競馬場が遠い存在となってしまった今の私にはわかりません。しかし、こうしたモヤモヤを超越した結果がデルマーで挙げた2勝なのではないかと勝手に思っています。この2勝は私自身の常識を超えたものでした。
マルシュロレーヌのBCディスタフ参戦が決まった時、「日本のJBCじゃなくて、アメリカのBCに行くの?」という反応がネット上であったことを覚えています。私も無謀な挑戦だろうと思っていました。しかし、あのレースぶりを見る限り、勝算があったからこその遠征だったのでしょうね。鞍上にオイシン・マーフィー騎手を起用した点も含めて、単なるチャレンジャー精神での参戦とはなかったということなのでしょう。
ラヴズオンリーユーも、私自身は小回りコースに対する適性に疑問を抱いていて、恐らく馬券を買うことが出来る状況だったら、ノーマークにしていたと思います。しかし、そんな心配は無用だという確信が陣営にはあったのでしょう。恐れ入りました。
そう考えると、矢作芳人調教師って、カッコいいなあ・・・。それが今回のBCを見ての感想です。