[日記]岩手競馬の不祥事に思うこと

8月になってしまいました。1日(月)の朝4時過ぎです。自宅アパート近くのコインランドリーで洗濯しながら、この日記を書いています。

どうしてこんな時間に洗濯?と思われる方も多いでしょう。夜中に目が覚めて、眠れなくなってしまったモンで。本当は、例の外出先に行く予定がない明日やるつもりだったのですが、1日前倒しということで。

くれぐれも書いておきますが、眠れなくなった原因はコレではないですよ(笑)。

逮捕された人物が、贈賄側も、収賄側も、広告や広報に関係する立場だったということで、重用された人、冷遇されてしまった人の話ばかりが議論になっている印象がありますが、私が「マジか・・・」と嘆いたのは、別の角度からの話です。

ご存知の通り、岩手競馬は過去に巨額の赤字を抱え、存廃問題も発生していました。紆余曲折を経て、2007年に行政から巨額の融資を受ける形で何とか存続し、今日に至っています。

この巨額融資については、県内各所で公聴会も開かれたというニュースが地元メディアからあった事を覚えています。岩手県民であっても、岩手競馬存続について肯定的な人ばかりではないことをその時に知りました。

あの当時、巨額融資に反対していた人たちは、この事件をどう見ているのでしょうか?私はこの点が気になります。いや、存廃問題についてその経緯を知る人なら、グリーンチャンネルで関連番組に出演していた人たちの話よりも、まず「県民の目」を意識すべきだと思います。それは岩手県内在住だろうが、他所からやって来て岩手競馬関連の仕事をしている人であっても、全く同じでしょう。

しかし、今回の事件後に発生している議論にこうした視点が見られないのが残念でなりません。冷遇されている人たちに複雑な感情があるのは理解しますが、でもそれはポジショントークに過ぎません。そのポジショントークに同情してしまう人がいる様子を見ていると、気の毒というか、何というか・・・。

今回の件は、競馬メディア関係者も利害関係者です。この先、どんな事実が明らかになろうとも、この視点を忘れずに関連するニュースをご覧になることをオススメします。

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