[競馬ニュース]最後は「1キロ差」か?セイスコーピオンが勝島王冠(大井)を制して重賞連勝

30日(水)の大井11R勝島王冠(S3)は、逃げるモンサンカノープス(船橋、7番人気)を4コーナーで捕まえたセイスコーピオン(川崎、1番人気)、ムサシキングオー(大井、11番人気)の2頭に、更に外からケイアイレオーネ(大井、2番人気)が加わり、このセイスコーピオン、ムサシキングオー、ケイアイレオーネの3頭による激しい叩き合いの展開に。この3頭の真ん中にいたムサシキングオーは、両側の2頭にやや挟まれるような場面があり、途中で叩き合いから脱落したが、セイスコーピオンとケイアイレオーネの叩き合いはゴール板まで続いた。セイスコーピオンは58キロ。ケイアイレオーネは59キロ。最後はこの1キロの斤量差がモノを言う形となり、1キロ軽いセイスコーピオンがアタマ差でケイアイレオーネを振り切る形となった。勝ちタイムは1分54秒8(ダート1800メートル、馬場状態は稍重)。ムサシキングオーも3着に粘り込み、センティグレード(船橋、3番人気)は見せ場なく12着に敗れた。

勝ったセイスコーピオンはデュランダル産駒の6歳牡馬。前走のマイルグランプリに続いて、重賞連勝となった。JRAから南関東に移籍後は3連勝となる。

同馬の母スコーピオンリジイは2004年のローレル賞を制している。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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