[競馬ニュース]園田で大砲が炸裂!!バズーカが園田金盃(園田)を制す
赤岡修次騎手(高知)騎乗のサウスウインド(2番人気)と田中学騎手(兵庫)騎乗のエーシンクリアー(1番人気)。1日(木)の園田11R園田金盃で、この人気馬2頭が並んで抜け出す展開を予測していた人は多かったに違いない。だが、その後ろから「橙・胴白山形一本輪」の勝負服が迫っていることに驚きの声が上がる。真の主役は、この木村健騎手(兵庫)が手綱を取るバズーカ(5番人気)だった。4コーナーから最後の直線で前を行く人気馬2頭の外に回ったバズーカは、ゴール手前でこの2頭を交わして先頭でゴール。木村健騎手は「どうだ!!」と言わんばかりの様子で後ろにいる人気馬2頭の方を振り向いた。勝ちタイムは2分1秒6(ダート1800メートル、馬場状態は稍重)。2着はサウスウインド、3着はエーシンクリアーで、アクロマティック(3番人気)は見せ場なく5着に敗れた。
勝ったバズーカはスニッツェル産駒の4歳牡馬。昨年の東海ダービー馬で、その昨年は他にもMRO金賞、秋の鞍、岐阜金賞を制しており、これが5つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では11勝目となる。今年は兵庫大賞典で3着、くろゆり賞で3着にそれぞれ入っている。