[競馬ニュース]J-G1を前に無念のリタイア・・・ サナシオンが故障で引退
※昨年の中山大障害出走時に撮影
昨年の東京ハイジャンプと今年の阪神スプリングジャンプを制したサナシオンが3日(土)付で競走馬登録を抹消されることになった。同馬は右前浅屈腱炎を発症していることが判明し、引退という決断に至った模様。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。
サナシオンはシンボリクリスエス産駒の7歳牡馬。2011年にデビューし、平地では3勝を挙げている。昨年の春に障害入りし、その障害入り後の初戦となった福島の障害未勝利戦をコースレコードで勝利すると、その後はこの勝利も含めて5連勝を挙げ、注目を集めた。6連勝がかかる中山大障害は3着と敗れたが、今年の中山グランドジャンプでも2着に入り、障害戦では、トップの座まであと一歩のところに迫っていた。ラストランは先月19日(土)の東京8R秋陽ジャンプSで、このレースも2着以下に3馬身差をつけて逃げ切り勝ちし、年末の中山大障害でのJ-G1初制覇が期待されていた。