[競馬ニュース]アルバートがステイヤーズSを連覇

師走の中山競馬場名物のマラソンレース、3日(土)の中山11RステイヤーズS(G2)は、2周目の2コーナーから向正面に入ったところでレースが動き出した。まずは馬群の後方にいたサイモントルナーレ(13番人気)がスパートして先頭に。そして3コーナーではタマモベストプレイ(6番人気)が代わって先頭に立ち、さらに4コーナーから最後の直線に入ったところではファタモルガーナ(3番人気)がタマモベストプレイを交わして先頭に躍り出た。粘り込むファタモルガーナに迫ったのは昨年の覇者アルバート(1番人気)だった。最後はアルバートがファタモルガーナをクビ差で交わし、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは3分47秒4(芝3600メートル、馬場状態は良)。3着にはモンドインテロ(2番人気)が入り、最終的には上位人気馬3頭での決着となった。

アルバートはアドマイヤドン産駒の5歳牡馬。前述の通り、このレースの連覇を達成する勝利となった。前走のアルゼンチン共和国杯では2着に入っている。鞍上のライアン・ムーア騎手は、昨年の優勝時にも同馬の手綱を取っていた。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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