[競馬ニュース]2つ目のG1タイトルは中京で!!サウンドトゥルーがチャンピオンズカップを制す
残り100メートル付近で先頭に躍り出たアウォーディー(1番人気)の姿を見て、「やはりこの馬か」と思った人も多かったに違いない。だが、4日(日)の中京11Rチャンピオンズカップ(G1)は、アウォーディーが先頭に立った後に驚きの展開が待っていた。外から「緑・黒袖・黄鋸歯型」の勝負服が飛んできたのである。道中は後方2番手で脚を貯めていた大野拓弥騎手騎乗のサウンドトゥルー(6番人気)だった。矢のような決め手で伸びてきたサウンドトゥルーはアウォーディーをクビ差で交わし、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分50秒1(ダート1800メートル、馬場状態は良)。3着には道中2~3番手のポジションで流れに乗っていたアスカノロマンが粘り込み、ゴールドドリーム(2番人気)は見せ場なく12着に敗れた。アスカノロマンと同様に、前目のポジションでレースを進めたコパノリッキーは最後の直線で失速して13着に敗れた。
勝ったサウンドトゥルーはフレンチデピュティ産駒の6歳セン馬。昨年の東京大賞典に続く2つ目のG1タイトルを獲得した。この他、昨年の日本テレビ盃を制している。昨年のこのレースでは3着だった。