[競馬ニュース]これで土古では3戦3勝!!トーコーヴィーナスが秋桜賞(名古屋)を逃げ切り勝ち/大山真吾騎手(兵庫)は名古屋で1100勝を達成

2016/09/04

1日(木)の名古屋11R秋桜賞(SP1)は、単勝オッズ1.8倍という断然の1番人気に支持されていたトーコーヴィーナス(兵庫)がハナを奪い、レースを引っ張る展開に。トーコーヴィーナスは4コーナーから最後の直線に入っても、後続馬に前を譲ることなく先頭をキープ。最後は2着以下に1馬身1/2差をつけて先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分29秒4(ダート1400メートル、馬場状態は良)。2着にはトーコーヴィーナスを直後の2番手でマークし続けたベルライン(愛知、9番人気)がそのまま粘り込み、3着にはアルカナ(兵庫、5番人気)が浮上した。兵庫サマークイーン賞(園田)でトーコーヴィーナスを破ったディアマルコ(高知、2番人気)は前を捕まえ切れず、最後はアルカナにも決め手比べで敗れて4着に。タガノトリオンフ(兵庫、3番人気)は最後の直線で失速し、7着に敗れた。

勝ったトーコーヴィーナスはクロフネ産駒の4歳牝馬。2014年の園田プリンセスカップ、兵庫若駒賞、昨年の園田クイーンセレクション、梅桜賞、東海クイーンカップ、のじぎく賞、そして今年の読売レディス杯に続いて8つ目の重賞タイトル獲得となった。兵庫所属だが、名古屋では3戦3勝となった。

レース結果(NAR公式サイトより)

なお、トーコーヴィーナスの手綱を取った大山真吾騎手(兵庫)はこの勝利で地方競馬通算1100勝を達成した。大山真吾騎手は2003年のデビュー。トーコーヴィーナスとはこの秋桜賞の他、前走の読売レディス杯を制した時もコンビを組んでいた。また、ラガーヒトリタビで2004年の菊水賞を、プラチナクラウンで2006年の園田ジュニアカップを、パーフェクトランで2012年の六甲盃を、トーコーポセイドンで2013年の園田ジュニアカップと2014年のMRO金賞をそれぞれ制している。兵庫・碇清次郎厩舎所属。登録服色は「白・袖青一本輪」。

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