[競馬ニュース]6度目の挑戦でついに悲願のタイトルを獲得!!10歳馬ジャングルスマイルが中日杯(金沢)を初制覇/獲得した重賞タイトルは11に

11日(日)の金沢10R中日杯でハナを奪い、レースを引っ張ったのはジャングルスマイル(2番人気)。2010年、2011年、2013年、2014年、そして昨年と、過去に5度挑戦した中日杯ではいずれも2着。金沢競馬を牽引し続けるジャングルスマイルだが、このタイトルだけはいつもあと一歩のところで手が届かずにいた。

今年はそのジャングルスマイルが先頭をキープしたまま、4コーナーから最後の直線へ。外からウエスタンプリンス(7番人気)が、そして内側からはトニーポケット(4番人気)が並びかける。3頭による激しい叩き合いとなったが、ジャングルスマイルはこの厳しいゴール前の叩き合いで両側の2頭を振り切り、先頭でゴール。悲願だった中日杯のタイトルを6度目の挑戦で獲得した。勝ちタイムは2分11秒9(ダート2000メートル、馬場状態は不良)。2着のウエスタンプリンスとはアタマ差、3着のトニーポケットとは1/2馬身差だった。ナツ(3番人気)は4着、グルームアイランド(1番人気)は5着にそれぞれ敗れた。

勝ったジャングルスマイルはジャングルポケット産駒の10歳牡馬。獲得した重賞タイトルは2010年の百万石賞、2011年の百万石賞、イヌワシ賞、北國王冠、2012年のオグリキャップ記念、百万石賞、昨年の百万石賞、イヌワシ賞、北國王冠、そして今年の百万石賞に続いて11個目。過去に百万石賞を5度、北國王冠を2度制している金沢競馬のトップホースだが、この中日杯制覇により、名実ともに金沢競馬の歴史に残る名馬となった、と言っても過言ではないだろう。通算では39勝目となる。2010年の白山大賞典で2着、2013年のJBCクラシックで4着に入った実績もある。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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