[競馬ニュース]香港で日本調教馬がG1を2勝!!サトノクラウンが香港ヴァーズを、モーリスが香港カップをそれぞれ制す

11日(日)、香港・シャティン競馬場では香港国際競走が行われ、日本調教馬も4つのG1レースに計13頭が出走した。

※記事中の単勝人気はJRA発売分によるものとなっている

4Rに組まれた香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル)は、逃げるハイランドリール(アイルランド、1番人気、R.ムーア騎手騎乗)にゴール手前でサトノクラウン(日本、4番人気、J.モレイラ騎手騎乗)が並びかけ、サトノクラウンの方が体半分だけ前に出る形でゴール板を通過し、日本勢が幸先よく勝利を挙げる形となった。勝ちタイムは2分26秒22(芝2400メートル、馬場状態は良)。3着にはワットフットインヘヴン(フランス、3番人気、C.スミヨン騎手騎乗)が入り、ヌーヴォレコルト(日本、5番人気、岩田康誠騎手騎乗)は4着に、スマートレイアー(日本、6番人気、武豊騎手騎乗)は5着にそれぞれ入った。

レース結果(JRA公式サイトより)

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5Rに組まれた香港スプリント(G1、芝1200メートル)は、昨年の高松宮記念を制したエアロヴェロシティ(香港、4番人気、Z.パートン騎手騎乗)が、好スタートを決めながらも一度は番手に下げ、そして再び最後の直線で伸びてくる、という競馬で馬群から抜け出し、外から追い込んできたラッキーバブルス(香港、2番人気、B.プレブル騎手騎乗)を短アタマ差で凌いで勝利を挙げた。勝ちタイムは1分8秒00(芝1200メートル、馬場状態は良)。3着にはペニアフォビア(香港、7番人気、Sデソウサ騎手騎乗)が入って、地元・香港勢が上位を独占する形となった。日本勢は見せ場がなく、ビッグアーサー(日本、1番人気、R.ムーア騎手騎乗)は10着、レッドファルクス(日本、3番人気、M.デムーロ騎手騎乗)は12着という結果に終わった。

レース結果(JRA公式サイトより)

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7Rに組まれた香港マイル(G1、芝1600メートル)は、最後の直線で馬群の外から追い込んできたビューティーオンリー(香港、4番人気、Z.パートン騎手騎乗)が先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分33秒48(芝1600メートル、馬場状態は良)。2着にヘレンパラゴン(香港、8番人気、H.ボウマン騎手騎乗)、3着にジョイフルトリニティ(香港、9番人気、G.モッセ騎手騎乗)がそれぞれ入り、このレースも地元・香港勢が上位を独占した。ロゴタイプ(日本、5番人気、M.デムーロ騎手騎乗)は5着、サトノアラジン(日本、1番人気、川田将雅騎手騎乗)は7着、ネオリアリズム(日本、3番人気、R.ムーア騎手騎乗)は9着という結果にそれぞれ終わった。

レース結果(JRA公式サイトより)

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8Rに組まれた香港カップ(G1、芝2000メートル)は、最後の直線で鋭く伸びたモーリス(日本、1番人気、R.ムーア騎手騎乗)が2着以下に3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分0秒95(芝2000メートル、馬場状態は良)。2着にはシークレットウェポン(香港、5番人気、Z.パートン騎手騎乗)、3着にはステファノス(日本、3番人気、C.スミヨン騎手騎乗)がそれぞれ入り、ラブリーデイ(日本、7番人気、H.ボウマン騎手騎乗)は4着、クイーンズリング(日本、4番人気、M.デムーロ騎手騎乗)は9着、エイシンヒカリ(日本、2番人気、武豊騎手騎乗)は10着という結果だった。

レース結果(JRA公式サイトより)

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