[競馬ニュース]日本プロスポーツ大賞 地方競馬からは田中学騎手(兵庫)が功労賞、加藤聡一騎手(愛知)が新人賞に/JRAからは戸崎圭太騎手が功労賞、木幡巧也騎手が新人賞に、橋口弘次郎元調教師はスポーツ功労者文部科学大臣顕彰に選定
公益財団法人日本プロスポーツ協会が実施する日本プロスポーツ大賞において、地方競馬からは田中学騎手(兵庫)が功労賞を、加藤聡一騎手(愛知)が新人賞をそれぞれ受賞することになった。
田中学騎手は1993年のデビュー。今年はエーシンクリアーで兵庫大賞典とイヌワシ賞を、エイシンニシパでMRO金賞をそれぞれ制している。兵庫(西脇)・田中道夫厩舎所属。父親でもある田中道夫調教師は、騎手時代の1991年にこの賞を受賞している。登録服色は「緑・赤菱山形一文字」。
加藤聡一騎手は今年4月にデビュー。20日(火)終了時点での勝ち星は56。1年目から名古屋リーディングでトップ10まであと一歩のところまで迫っている。愛知・川西毅厩舎所属。登録服色は「赤・青右襷」。
日本プロスポーツ大賞 地方競馬の受賞者が決定(NAR公式サイト)
一方、JRAからは戸崎圭太騎手が功労賞を、木幡巧也騎手が新人賞を受賞することが決定している。また、橋口弘次郎元調教師がスポーツ功労者文部科学大臣顕彰に選定された。
戸崎圭太騎手は1998年に南関東・大井でデビュー。地方所属時は2332勝を挙げている。JRAでは2005年から騎乗するようになり、2013年に騎手免許試験に合格してJRAに移籍。18日(日)終了時点で、JRAでは通算648勝を挙げている。今年はストレイトガールでヴィクトリアマイルを制するなど、JRAでは重賞13勝を挙げている。
木幡巧也騎手は今年3月にデビュー。18日(日)終了時点で、JRAでは45勝を挙げている。同じJRA所属の木幡初広騎手は父親に、木幡初也騎手は兄にそれぞれあたる。
橋口弘次郎元調教師は1982年に開業し、今年2月に引退。ワンアンドオンリーで2014年の日本ダービーを制するなど、JRAではG1(Jpn1)・10勝を含む重賞96勝を挙げている。