[競馬ニュース]2017年最初の重賞勝利騎手は「ハート散らし」木之前葵騎手(愛知)!!カツゲキライデンが尾張名古屋杯(名古屋)を制す
1日(日・祝)の名古屋11R尾張名古屋杯(SP2)は逃げる丹羽克輝騎手(愛知)騎乗のサンデンバロン(愛知、2番人気)と、このサンデンバロンを直後の2番手でマークした木之前葵騎手(愛知)騎乗のカツゲキライデン(愛知、3番人気)の2頭が最後の直線で馬体を並べて叩き合う展開に。「胴黄・紫星散し・袖紫」と「胴青・赤一本輪・内白ハート散らし・袖赤・白一本輪」の叩き合いは、「ハート散らし」の木之前葵騎手が手綱を取るカツゲキライデンに軍配が上がった。勝ちタイムは1分43秒5(ダート1600メートル、馬場状態は良)。「紫星散し」の丹羽克輝騎手が騎乗した2着馬サンデンバロンとの着差は1/2馬身差だった。3着にはサンライズフレンチ(愛知、4番人気)が入り、キクノセントロ(愛知、1番人気)は4着だった。
勝ったカツゲキライデンはノボジャック産駒の6歳牡馬。2013年に笠松でデビュー。その後、道営、南関東・大井と移籍を経験し、昨年は3月の大井で出走後、再び道営に移籍していた。そして道営のシーズン終了後に愛知に移籍。これが愛知に移籍後は初めてのレースだった。重賞初挑戦でいきなりのタイトル獲得となった。通算では23勝目。
鞍上の木之前葵騎手はこれが地方競馬通算199勝目。200勝まであと1勝となった。