[競馬ニュース]川崎のトラストが札幌2歳Sを逃げ切り勝ち
3日(土)の札幌11R札幌2歳S(G3)は南関東・川崎所属のトラスト(5番人気)がハナに立ってレースを引っ張る展開に。1000メートル通過61秒6という絶妙のペースで逃げたトラストは4コーナーから最後の直線に入ったところで後続を突き放し、そのまま2着以下に2馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分49秒9(芝1800メートル、馬場状態は良)。2着にはブラックオニキス(10番人気)、3着にはアドマイヤウイナー(7番人気)がそれぞれ浮上。上位人気馬は全く見せ場がなく、インヴィクタ(3番人気)は7着、タガノアシュラ(1番人気)は8着、ディープウォーリア(2番人気)は10着にそれぞれ敗れた。
勝ったトラストはスクリーンヒーロー産駒の2歳牡馬。5月に川崎でデビューし、そのデビュー戦から川崎で2連勝を飾り、早くから注目を集めていた。前走のクローバー賞でJRAに初挑戦して2着に敗れたが、2度目のJRA挑戦、そして2度目の芝コースでの競馬で挙げた3つ目の勝ち星が初の重賞タイトル獲得となった。