［競馬ニュース］ミスタージャックが大淀川賞（佐賀）を制して３つ目の重賞タイトルを獲得
３日（土）の佐賀９Ｒ大淀川賞（Ｓ２）は、単勝オッズ１．７倍という１番人気に支持されたテイエムチカラが最内枠からハナへ。テイエムチカラは２コーナー、向正面、３コーナー、４コーナー、そして最後の直線に入っても先頭をキープ。手応えにも余裕があるように思われた。だがそのテイエムチカラを直後の２番手でマークしていたミスタージャック（５番人気）がゴール手前で伸びてテイエムチカラに並びかける。そしてミスタージャックはテイエムチカラを首一つ分だけ交わす形でゴール板を通過。勝ちタイムは１分３０秒１（ダート１４００メートル、馬場状態は稍重）。この２頭の外にカシノタロン（２番人気）が迫り、アタマ差で３着に。コパノエクスプレスは見せ場なく６着に敗れた。
勝ったミスタージャックはノボジャック産駒の５歳牡馬。２０１３年の天山賞、昨年の耶馬溪賞に続いて３つ目の重賞タイトルを獲得した。通算では１３勝目。２０１４年の年末から昨年の前半は南関東・船橋に移籍しており、南関東でも１勝を挙げている。