[競馬ニュース]東京大賞典優勝のアポロケンタッキーから規制薬物のデキサメタゾンが見つかる
昨年12月29日(木)の大井10R東京大賞典(G1)を優勝したアポロケンタッキーについて、レース後の検体から規制薬物の消炎鎮痛剤「デキサメタゾン」が検出されたことが、競走馬理化学研究所の検査により明らかとなった。
規制薬物は禁止薬物とは違い、競走能力への影響がないことから事後失格の対象とはならない。但し、主に治療を目的として使用されるため、馬の福祉及び事故防止の観点から、その使用については規制されている。
この事態を受けて、JRAは13日(金)に第1回裁定委員会を開催。今後は、同馬を管理する山内研二調教師(JRA・栗東)に弁明の機会を付与し、第2回裁定委員会において当該弁明書の内容を精査した上で、最終的な処分が決定されることになっている。