[競馬ニュース]9歳馬ヒショウが雷山賞(佐賀)を制す
28日(土)の佐賀12R雷山賞(S2)はハナに立ってレースを引っ張っていた、単勝オッズ1.4倍という断然人気に支持されていたエフェクトが3コーナーで後続に捕まり、そのままズルズルと後退してしまうという意外な展開に。レースはそのエフェクトの代わりに先頭に立ったダイワアズール(4番人気)をタガノリバレンス(7番人気)が追いかける形で4コーナーから最後の直線へ。この2頭による叩き合いになるのか、と思われたが、2頭の外からヒショウ(5番人気)が鋭く追い込み、最後はヒショウ、ダイワアズール、タガノリバレンスの順でのゴールとなった。勝ちタイムは1分31秒0(ダート1400メートル、馬場状態は良)。人気馬はいずれも見せ場がなく、エイシンガリレイ(3番人気)は4着、コスモガラサ(2番人気)は5着、そしてエフェクトは最下位8着に敗れた。
勝ったヒショウはジャングルポケット産駒の9歳セン馬。2010年にJRAでデビュー。JRAでは2勝を挙げている。2015年からは南関東・船橋の所属となり、更に昨年の夏に佐賀に移籍した。佐賀では昨年末の宝満山賞で2着に入っているが、重賞タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では6勝目。