[競馬ニュース]今度は小倉で逃げ切り勝ち!!マルターズアポジーが小倉大賞典を制す
19日(日)の小倉11R小倉大賞典(G3)は、大方の予想通り、マルターズアポジー(4番人気)がハナを切ってレースを引っ張る展開に。1000メートル通過は57秒6という速い流れとなった。だがこの速い流れで脚色が悪くなったのは、このペースを作ったマルターズアポジーではなく、2番手以下の馬で、最後はマルターズアポジーが2着以下に2馬身差をつけて逃げ切り勝ちを決めた。勝ちタイムは1分45秒8(芝1800メートル、馬場状態は良)。2着にはヒストリカル(8番人気)、3着にはクラリティスカイ(5番人気)がそれぞれ入り、ストロングタイタン(1番人気)は5着、ベルーフ(2番人気)は12着、マイネルハニー(3番人気)は16着にそれぞれ敗れた。
勝ったマルターズアポジーはゴスホークケン産駒の5歳牡馬。昨年の福島記念も制しており、獲得した重賞タイトルは2つ目となる。通算では7勝目。2015年2月のデビュー戦からハナを切ってレースを引っ張る競馬を続けており、前走の有馬記念でも逃げの戦術を選択していた(15着)。2015年のラジオNIKKEI賞では3着に入っている。