[競馬ニュース]3連単は200万円を超える大波乱!!トーキングドラムが阪急杯を制す

最後の直線にある残り200メートルのハロン棒付近で、前でレースを引っ張ったカオスモス(6番人気)とテイエムタイホー(10番人気)の外にシュウジ(1番人気)が並びかける。26日(日)の阪神11R阪急杯(G3)は、ここでシュウジが単勝オッズ1.6倍の評価に応えて抜け出す、と思った人も多かったに違いない。

だがシュウジはここで脚色が一杯となり、再び馬群の中へ。代わりに内ラチ沿いから抜け出したトーキングドラム(7番人気)が先頭に立ち、そのトーキングドラムにヒルノデイバロー(4番人気)が迫る。最後はこの2頭が並んでゴール板を通過したが、軍配はアタマ差でトーキングドラムに上がった。勝ちタイムは1分21秒4(芝1400メートル、馬場状態は良)。3着にはナガラオリオン(12番人気)が入り、3連単は2,483,180円という高配当が出現した。ブラヴィッシモ(3番人気)は4着、シュウジは8着、スタートで後手を踏んだロサギガンティア(2番人気)は9着にそれぞれ敗れた。

勝ったトーキングドラムはキングカメハメハ産駒の7歳牡馬。今回が初めての重賞挑戦で、いきなりのタイトル獲得となった。通算では5勝目。幸英明騎手とは前走からコンビを組んでいる。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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