[競馬ニュース]また兵庫勢によるワンツー、3着も高知所属馬が入って遠征馬が上位を独占!!エーシンクリアーがイヌワシ賞(金沢)を制す

2016/09/08

1周目の正面スタンド前から1コーナー手前で5~6頭が前で横一線に並ぶなど、想像以上に激しい競馬となった6日(火)の金沢11Rイヌワシ賞。レースは3コーナー手前でさらに大きく動く。序盤のハナ争いを直後で見る形でレースを進めたエーシンクリアー(兵庫、3番人気)が向正面の半ば付近でスパートを開始し、3コーナー手前で早くも先頭に躍り出る。馬群から抜け出したエーシンクリアーはそのまま後続との差を広げ、単独で4コーナーから最後の直線入り口を通過。そのエーシンクリアーに同じ兵庫のアクロマティック(1番人気)が迫るが、その差はなかなか詰まらない。結局、最後はエーシンクリアーがアクロマティックに1馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。

勝ちタイムは2分11秒7(ダート2000メートル、馬場状態は良)。エーシンクリアーとアクロマティックによる「兵庫勢ワンツー」という決着は、7月に名古屋競馬場で行われた名港盃と同じだが、当時はアクロマティックが勝って、エーシンクリアーは2着。今回は名港盃の1着と2着が入れ替わる結果となった。3着にはミッキーヘネシー(高知、9番人気)が入り、他地区からの遠征馬が3着までを独占する形となった。地元・金沢勢はグルームアイランド(2番人気)の4着が最高着順だった。

勝ったエーシンクリアーはエイシンサンディ産駒の6歳牡馬。2012年の兵庫若駒賞、園田ジュニアカップ、2013年の岐阜金賞(笠松)、2014年と昨年のはがくれ大賞典(佐賀)、昨年の姫山菊花賞、今年の兵庫大賞典に続いて8つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では15勝目。昨年のこのレースでは2着だった。

同馬の半妹エイシンアクロンは今年の園田FCスプリントで3着に入っている。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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