[競馬ニュース]種牡馬ホワイトマズルが死亡/現役時代は武豊騎手も騎乗
2002年のオークスなどを制したスマイルトゥモロー、2004年の天皇賞・春などを制したイングランディーレ、2007年のシンガポール航空国際カップなどを制したシャドウゲイト、2007年の菊花賞などを制したアサクサキングス、2012年のジャパンカップダートなどを制したニホンピロアワーズなどといったG1馬の父として知られるホワイトマズルが、26日(日)に繋養されていた北海道日高郡新ひだか町のレックススタッドで老衰のため、死亡した。27歳だった。
ホワイトマズルはダンシングブレーヴ産駒の牡馬で英国産。現役時代は1993年のイタリアダービー、1994年のドーヴィル大賞を制するなどの活躍がある。1993年にはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着、凱旋門賞で2着にそれぞれ入り、ジャパンカップにも出走した(13着)。翌1994年のキングジョージ&クイーンエリザベスSでも2着に入っているが、この時の鞍上は武豊騎手だった。武豊騎手とは同年の凱旋門賞でもコンビを組んでいる(6着)。
1994年のブリーダーズカップターフ(8着)を最後に引退し、日本に輸入されて北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となった。2011年12月にレックススタッドに移動してからも種牡馬生活を続行していたが、2016年は高齢が原因で種付けを中止していた。