[競馬ニュース]藤田伸二元騎手が「ホッカイドウ競馬で騎手復帰を目指す」との一部報道をオフィシャルサイトで認める/「生まれ故郷の北海道への恩返し」が理由
2015年にJRAの騎手を引退した藤田伸二元騎手は14日(火)、道営・ホッカイドウ競馬で騎手として復帰するプランがある、という一部の報道に対し、自身のオフィシャルサイトでホッカイドウ競馬で騎手復帰を目指していることを認めるコメントを発表した。
藤田伸二元騎手は「生まれ故郷の北海道に対する恩返し」を騎手復帰の大きな理由に挙げた。但し、「騎手として復帰する」のは「プランの1つ」であるとし、他にもアイディアがあることも同時にほのめかしている。また、現役時代に馬主になることを薦めたオーナーの所有馬に騎乗できなくなってしまったことも、復帰への理由であるとコメントした。一方で、9月中旬と見られている一次試験について「筆記試験不安やなぁ…」という懸念も明らかにした。
藤田伸二元騎手は1991年にJRAでデビュー。タケノベルベットで1992年のエリザベス女王杯を、フサイチコンコルドで1996年の日本ダービーをそれぞれ制するなど、JRAではG1(Jpn1)・17勝を含む重賞93勝を挙げている。JRAでの通算成績は15271戦1918勝。引退後は札幌市内で飲食店の経営に関わっていた。