[日記]元「不良サラリーマン」の戯言
洗濯物はまだ生乾き・・・。まあ、外出先に着ていく衣類はまだ別にありますので大丈夫ですが(笑)。8日(木)は新しい仕事に関する電話での打ち合わせが1件。こちらは先に進みそうですが、もう1件あった懸案は入り口で挫折してしまいました。根本的に考え方を変えなければならないようです。回り道をしようとしたら行き止まりだった、という感は否めませんが、その先には進めないことが認識できただけでも良し、と思うしかなさそうです。
かつてはフジテレビの競馬中継でG1レースの実況も担当されていた、長谷川豊さんが書かれたこの記事について少々。
日本企業の残業時間を減らしたい?いい方法がある。たった2つの決まりでほぼ全部解決できる!(BLOGOS)
長谷川豊さんはこの中で日本企業で働くサラリーマンが残業を減らす方法について、次の2点を提案されています。
1、40・50代以上の会社員全員に「自分の資料は自分で作ること」を義務付けろ。あと、自分で飲むお茶は自分で用意させろ。
2、部長・局長たちは、自分の部署においてすべての部下が全員帰宅するまで、必ず会社から出るな。そして、朝は必ず誰よりも早く出社しろ。部長や局長が会社にいる間以外は部下は働かせるな。これを守らなければ罰則だ。
う~ん、サラリーマン時代の私が「不良サラリーマン」だったからかもしれませんが、ピンと来ないなあ・・・。まず1ですが、ここで言う「資料」の内容・目的次第ではないでしょうか。例えば、取引先に提出するプレゼン用の資料だったらどうでしょうか。社内資料だったとしても、それが経営陣向けの会議で使用する資料を作成する場合に、その40・50代の会社員1人で十分でしょうか?部下の業務を把握していないと、あるいはその業務を担当している部下が直接作成しないと正確な内容にならない資料もあると思うのですが。もしその資料が提出を目的としていない「手持ち資料」だったとしても、商談や会議で「漏れ」が指摘されて恥をかかないようにする上で「自分の資料は自分で作る」だけで十分でしょうか?部下に作らせて自分はキャバクラに・・・、は論外ですが、評価に繋がる仕事をする上では不十分だと思います。「お茶」については賛成ですけどね(笑)。
2に関してはまさに「不良」だった人間としての意見ですが、上司がいない方が部下は仕事が捗るのです(笑)。キャバクラでもどこでもいいから、上司は定時を過ぎたらさっさを会社を出てもらった方が基本的には助かります。深夜や早朝は取引先からの電話もかかってきませんしね。効率性の面から考えても(精神的な「効率性」という意味合いが強いですが-笑)、仕事は部下に任せて、管理職は早く帰った方がいいのです。
労働時間が増えてもいいのですよ、ちゃんとお金になっていれば。色々と理由をつけて残業代を出さない方が問題ではないでしょうか。もちろん「生活残業」は止めさせなければなりませんが、「生活残業」も基本給などの待遇面が原因となっているケースもあるのではないでしょうか。旧日記にこんな話を書いたことがあります。
メディアが「残業」について取り上げる際、こうした視点が抜け落ちてるなあ、といつも思うのですが、どうなのでしょうか。以上、元「不良サラリーマン」の戯言ということでひとつ。