[競馬ニュース]遅れてきた大物・シャケトラが日経賞を制す
2周目の4コーナーで先頭に立ったミライヘノツバサ(7番人気)の直後に迫るも、そのミライヘノツバサになかなか並びかけることができずにいる、単勝オッズ1.7倍という断然の1番人気に支持されたゴールドアクター。多くのファンが意外な光景に驚かされることになった、25日(土)の中山11R日経賞(G2)は、その最後の直線で馬群の外から鋭く伸びたシャケトラ(4番人気)が2着以下に3/4馬身差をつけて先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分32秒8(芝2500メートル、馬場状態は良)。2着にはミライヘノツバサが粘り込み、3着にはアドマイヤデウス(6番人気)が浮上。レインボーライン(2番人気)は4着、ゴールドアクター(1番人気)は5着、ディーマジェスティ(3番人気)は6着にそれぞれ敗れた。
勝ったシャケトラはマンハッタンカフェ産駒の4歳牡馬。前走の日経新春杯(2着)に続く2度目の重賞挑戦で、初の重賞タイトルを獲得した。通算では4勝目。昨年の6月にデビューした「遅れてきた大物」で、今回がデビューから6戦目だった。